みなさん、こんにちは。ごぶさたしております。L.A.デジタルサポート代表のAです。
さて、皆様は「身分証明書をお持ち下さい」と言われたときに、まず何を持っていこうと考えますか。運転免許証? そうですね、私も20年以上ずっとそうしてきました。免許がない人は? 健康保険証を使うケースが多いでしょうか。最近だと、住民基本台帳カードやマイナンバーカードなんかもありますね。
ところが、これらは「身分証明書ではない」ことが発覚しました。(発覚しました、というか、私が無知で知らなかっただけですが)上で列記したようなやつは、「本人確認書類」というのが正式な呼び名らしいです。あー、そういえば、警察の落とし物業務なんかでも「本人確認書類をお持ち下さい」と書いてありますね。それでは、身分証明書とはいったい何なのか。取得する必要があったので、実際に取ってきました。久留米市役所で。
これが久留米市役所の市民課で使う戸籍窓口申請書です。実物は緑の紙です。この申請用紙自体は、なくなった祖母の戸籍を追うために使ったことがあったのですが、その「何が必要ですか?」の一覧の中にそのものずばり「身分証明」があったことには気づきませんでした。ここに1通と書き込んで、窓口に提出します。(ちなみに、1枚200円でした。)
そしてもらってきたのがこちら、私の「身分証明書」です。何を証明しているのかというと、「禁治産又は準禁治産の宣告の通知を受けていない」「後見の登記の通知を受けていない」「破産宣告の通知を受けていない」ことを証明しています。
そういう立派な(?)ご身分であることを証明していただける書類というわけでした。
それでも、今後「身分証明書をお持ち下さい」「わかりました!」という会話の流れで、この身分証明書を張り切って持っていったら、「…免許証とか、お持ちではありませんか?」と困った顔されるんでしょうね(笑)