ご無沙汰しております。今日は久しぶりに刀の手入れをしたので、久しぶりつながりでブログに書き込もうと思います。
熱くもなく寒くもなく、湿気もないよい陽気のお天気。というわけで、刀剣の手入れにはもってこいの日和なので、箪笥の奥にしまってある伝家の宝刀を取り出してきます。
ちなみに刀を持ち歩く時は上の写真のような入れ物に入れておかないと、銃刀法違反でしょっぴかれますよ。あと、用事もないのに単に持ち歩いているだけでも(入れ物に入れているかどうか関係なく)捕まりますよ。皆さん、気をつけましょう:-)
はい、ちょっと抜いてみますよ。ギラリ。
へっへっへ…。今宵の虎徹は血に飢えておる…
などというイワレはまったくなく、どこにでもある凡庸な刀です。傷だらけで美術品的価値もありません。売り払ったら二束三文だと思いますが、買うとなると結構なお値段がすると思います。
写真だとよくわからないと思いますが、刀油がちょちょぎれて汚れが浮いてました(^-^;)
本来は1ヶ月に1回くらいはお手入れしないといけないもののようですが、さて、何年くらい放って置いたんだろう(笑)
この刀の所有者は私です (^ o^)
前所有者は亡き祖父でしたが、福岡県教育委員会に申請を出して書き換えました。○ちがいに刃物を渡せるか!と言って却下されなくて本当によかったと思います。
さて、上の写真で刀を抜いているのは私の父なのですが…「お前に刀の手入れを教えてやる!」と豪語した割には、懐紙で挟んだ刀剣をうっかり前後にこすってしまうこと数度。「その手つき、手が切れるけん駄目(※)って言いよったやん?」と息子に突っ込まれる羽目に。父上は「これは、駄目な例をやってみせたんだ!」と言い張っていましたが…(^-^;)
(※)刃で体/手を傷つけないよう、懐紙は一方通行で遠ざかるように動かすのが正解)